僕の言葉は彼にとっては意味を成さないらしい。合っても無くても同じで、それどころか認識すらしてもらえない、その辺に浮いてる塵と一緒。僕は真剣に、貴方を守りたいし、どこか寂しそうな貴方を救いたいと切に願っているのに。そうしてするりと拒絶される度に貴方への恋心を思い知らされる。僕はそれを心の隅の方に仕舞い込んで。それを積み重ねても、なんにもならないと知っていたし、それがあっても貴方が心の底から満たされないのだと分かっていた。それでも、きっとこの先もずっと、僕は貴方に伝えるのを止められない。愚かな僕を受け入れてくれるのなら、どうか今度こそ、この声を信じて手を取って。

 

ペー俊へのお題は『何回言ったら信じてくれますか』です。

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